「裏側矯正をして後悔した人はいる?」
「裏側矯正のデメリットって何があるの?」
「失敗しないためにはどうしたらいい?」
そんな疑問や不安をお持ちの方へ。
この記事では、裏側矯正の実態や後悔事例、そしてそれを防ぐための対策について解説します。
裏側矯正で後悔した人の7つの体験談や、知っておくべきデメリット、失敗しないための5つの対策、さらには他の矯正方法との比較まで、分かりやすく説明するので、ぜひ読んでみてください!
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この記事の監修歯科医師
歯科医師
見立 英史 (Mitate Eiji)
【プロフィール】
金沢医科大学医学部
顎口腔外科講師
九州大学歯学部卒業
日本口腔外科学会指導医・専門医
日本口腔科学会指導医・認定医
産業歯科医師
【実例あり】裏側矯正で後悔した人の7つのケース
1. 違和感が強く、舌に当たって痛い
裏側矯正を始めた多くの人が、装置による強い違和感を訴えています。特に舌への刺激が大きく、話したり食事をしたりする際に痛みを感じることがあります。この違和感は時間とともに和らぐことが多いですが、慣れるまでの期間が辛いと感じる人も少なくありません。
中には数か月経っても違和感が取れず、日常生活に支障をきたすケースもあります。例えば、仕事中に集中できなかったり、食事の楽しみが減ったりすることがあるのです。
2. 滑舌が悪くなり、話しづらい
裏側矯正を始めると、多くの人が滑舌の悪化を経験します。装置が舌の動きを制限するため、特に「サ行」や「タ行」の発音が難しくなります。これは、装置が舌の動きを妨げるためです。
仕事で人前に立つ機会が多い人や、コミュニケーションを重視する職業の人にとっては大きな悩みになることがあります。例えば、営業職の人が商談中に言葉につまってしまったり、教師が授業中に生徒に聞き取りづらいと指摘されたりすることがあるのです。慣れるまでに数週間から数か月かかることもあり、その間のストレスは想像以上に大きいようです。
3. 食事が困難になる
裏側矯正を始めると、食事の際に様々な困難に直面することがあります。装置に食べ物が引っかかりやすくなり、飲み込みにくくなるのです。また、硬い食べ物や粘り気のある食べ物は避けたほうが良いため、食事の選択肢が狭まることも。
さらに、装置に食べ物が詰まりやすいため、外食時に気を遣う必要があります。例えば、お寿司を食べる際に、ネタがうまく噛み切れずに苦労したり、お肉を食べる際に、装置に肉が引っかかってしまったりすることがあります。これらの理由から、食事の楽しみが減ってしまったと感じる人も少なくありません。
4. 歯磨きに時間がかかる
裏側矯正をしていると、歯磨きに通常の2〜3倍の時間がかかることがあります。装置の周りや隙間を丁寧に磨く必要があるため、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助器具も使用しなければならないのです。
特に忙しい朝は時間がかかって大変だったという声が多く聞かれます。例えば、通常5分で済んでいた歯磨きが15分以上かかるようになり、朝の準備に支障をきたすこともあります。また、丁寧に磨いているつもりでも、歯垢が取り切れずに虫歯になるリスクも高くなるため、より慎重な口腔ケアが求められます。
5. 治療期間が予想以上に長引く
裏側矯正を始める際、多くの人が治療期間に関する説明を受けます。しかし、実際には予想以上に治療期間が長引くケースが少なくありません。これは、歯の動きが想定通りに進まなかったり、途中で計画の修正が必要になったりするためです。
例えば、当初2年で終わる予定だった治療が、3年以上かかってしまうことがあります。治療期間の延長は精神的な負担だけでなく、経済的な負担にもつながる可能性があるため、注意が必要です。長期化のリスクについては、治療を始める前に歯科医師とよく相談し、心の準備をしておくことが大切です。
6. 費用が高額になる
裏側矯正は、表側矯正と比べて一般的に高額になります。これは、装置の製作や取り付けに高度な技術が必要なためです。しかし、実際に治療を始めてみると、想定以上に費用がかさむケースがあります。
例えば、装置の調整回数が増えたり、治療期間が延長されたりすることで、追加の費用が発生することがあります。具体的には、当初の見積もりが100万円だったのに、最終的に130万円以上かかってしまったという事例もあります。中には、途中で資金的な理由から治療を断念せざるを得なくなった人もいるため、費用面での十分な準備と、歯科医院との明確な費用の取り決めが重要です。
7. 歯並びの改善が思うように進まない
裏側矯正を始める際、多くの人が理想の歯並びをイメージしています。しかし、実際の治療では思うように歯並びが改善しないケースがあります。これは、歯の動きが個人によって異なるためです。
また、裏側からの力のかけ方が難しく、繊細な調整が必要なことも一因となっています。例えば、前歯の歯並びは改善されたものの、奥歯の噛み合わせが悪くなってしまったという事例もあります。治療の途中経過に落胆したり、最終的な結果に満足できなかったりする人もいるため、事前に担当医とよく相談し、現実的な目標を設定することが重要です。
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知らないと後悔する?裏側矯正のデメリットと日常生活への影響
装置による違和感と痛み
裏側矯正の装置は、舌側(歯の裏側)に取り付けられるため、強い違和感を感じる人が多いです。特に装着直後は、舌や頬の内側に傷がつきやすく、痛みを伴うことがあります。
この違和感や痛みは、日常生活の様々な場面で影響を及ぼします。例えば、食事の際に舌を動かすたびに痛みを感じたり、会話中に装置が気になって集中できなかったりすることがあります。また、就寝時に装置が気になって眠りにつきにくいという声も聞かれます。
多くの人が数週間から数か月で慣れてきますが、個人差も大きいです。中には半年以上経っても完全に慣れない人もいるため、長期的な心の準備が必要かもしれません。
発音への影響と会話の困難さ
裏側矯正をすると、発音に影響が出ることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音が難しくなり、滑舌が悪くなったように感じる人が多いです。これは、装置が舌の動きを制限するためです。
仕事や学校などで人前で話す機会が多い人にとっては、大きなストレスになることがあります。例えば、プレゼンテーションや会議での発言が聞き取りにくくなり、自信を失ってしまうケースもあります。また、電話での会話も聞き取りにくくなる可能性があるため、コミュニケーションに支障をきたすこともあります。
慣れるまでに時間がかかることを覚悟しておく必要があります。多くの人は3〜6ヶ月程度で徐々に慣れていきますが、個人差が大きいため、歯科医師と相談しながら対策を考えることが大切です。
食事制限と味覚への影響
裏側矯正をしていると、食事に関するさまざまな制限が生じます。硬い食べ物や粘り気のある食べ物は避けたほうが良く、食事の選択肢が狭まることがあります。例えば、りんごをそのまま噛んで食べることが難しくなったり、お餅やグミなどの粘り気のある食べ物を避けたりする必要があります。
また、装置に食べ物が詰まりやすいため、外食時に気を遣う必要があります。特に、細かい具材の多い料理や、繊維質の多い食材は注意が必要です。さらに、装置が舌に接触することで味覚に影響が出ることもあります。食べ物の風味や食感を十分に楽しめなくなったと感じる人もいます。
これらの制限や変化は、食事の楽しみを減少させる可能性があります。ただし、多くの場合、時間とともに対処法を見つけたり、新しい食べ方を工夫したりすることで、徐々に改善していくことができます。
口腔衛生管理の難しさ
裏側矯正をしていると、口腔衛生の管理が難しくなります。装置が歯の裏側にあるため、通常の歯磨きでは歯垢を十分に除去できないことがあります。そのため、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助器具を使用する必要があります。
また、装置の周りや隙間を丁寧に磨くことが求められるため、歯磨きに通常の2〜3倍の時間がかかることもあります。例えば、朝の忙しい時間に15分以上歯磨きに時間を取られることもあります。
この手間と時間は、特に忙しい朝などに大きな負担となる可能性があります。しかし、丁寧な口腔ケアは虫歯や歯周病の予防に不可欠です。歯科医師や歯科衛生士に効率的な口腔ケアの方法を教わり、日々の習慣として定着させることが重要です。
治療期間の長期化
裏側矯正は、表側矯正に比べて治療期間が長くなる傾向があります。これは、裏側からの力のかけ方が難しく、繊細な調整が必要なためです。また、歯の動きが想定通りに進まないこともあり、途中で計画の修正が必要になることもあります。
例えば、当初2年の予定だった治療が3年以上かかるケースも珍しくありません。治療期間の延長は、精神的な負担だけでなく、経済的な負担にもつながる可能性があります。追加の通院や調整が必要になることで、予定外の費用がかかることもあります。
そのため、治療を始める前に、長期化のリスクについても十分に理解しておくことが重要です。歯科医師と定期的に進捗を確認し、必要に応じて計画を見直すなど、柔軟な対応が求められます。
後悔しないために必見!裏側矯正を成功させる5つの対策
1. 事前に詳しい説明を受ける
裏側矯正を始める前に、詳細な説明を受けることが重要です。治療の流れ、予想される不快感、日常生活への影響などについて、具体的に質問しましょう。例えば、「食事にどのくらい影響がありますか?」「仕事への支障はどの程度ですか?」といった質問をすることで、より具体的なイメージを持つことができます。
また、自分の症例に対する治療計画や、予想される結果についても確認することが大切です。「どのくらいの期間で効果が現れますか?」「最終的にどのような歯並びを目指せますか?」といった質問も有効です。
歯科医師とのコミュニケーションを密にすることで、現実的な期待を持つことができ、後々の失望を防ぐことができます。疑問点はその場で解消し、納得してから治療を始めることが、成功への第一歩となります。
2. 矯正装置に慣れる期間を設ける
裏側矯正を始めたら、装置に慣れる期間を設けることが重要です。多くの人が最初の数週間から数か月で違和感が軽減されると報告しています。この期間中は、できるだけストレスの少ない環境を作ることをおすすめします。
例えば、重要なプレゼンテーションや人前での話す機会を避けるなどの工夫ができるでしょう。また、装置装着直後の1〜2週間は休暇を取るなど、余裕を持ったスケジュール調整も効果的です。
食事面では、軟らかい食べ物を中心とした食事にするなど、生活習慣を一時的に調整することも効果的です。例えば、スープや煮込み料理、軟らかい魚料理などを中心にした食事プランを立てるのも良いでしょう。
焦らず、じっくりと自分のペースで慣れていくことが大切です。徐々に通常の生活に戻していくことで、スムーズに適応できる可能性が高まります。
3. 適切な口腔ケア用品を用意する
裏側矯正をしている間は、通常以上に丁寧な口腔ケアが必要です。そのため、適切な口腔ケア用品を用意することが重要になります。歯ブラシは、矯正装置に適したものを選びましょう。例えば、歯列矯正用の特殊な形状の歯ブラシや、電動歯ブラシの中でも矯正装置に適したモデルがあります。
また、歯間ブラシやデンタルフロス、ウォーターピックなどの補助器具も活用すると良いでしょう。特に、歯間ブラシは装置の周りの清掃に効果的です。ウォーターピックは水圧で食べかすを洗い流すため、装置の隙間の掃除に役立ちます。
これらの用品を使いこなすことで、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。また、矯正装置専用の洗浄剤を使用することで、より効果的に清潔を保つことができます。最適な口腔ケア用品の選び方については、担当の歯科医師や歯科衛生士に相談するのが良いでしょう。
4. 食事の工夫と調整
裏側矯正中は、食事に関してさまざまな工夫が必要です。まず、硬い食べ物や粘り気のある食べ物は避け、柔らかい食べ物を中心にすることをおすすめします。例えば、生野菜よりも茹でた野菜、固いパンよりもソフトなパンを選ぶなどの工夫ができます。
また、食べ物を小さく切るなど、噛む負担を減らす工夫も効果的です。大きな一口サイズの料理は避け、一口大に切り分けてから食べるようにしましょう。
外食時は、事前にメニューを確認し、食べやすいものを選ぶようにしましょう。例えば、ステーキよりもハンバーグ、サラダよりもスープなど、柔らかい食べ物を中心に選択します。
さらに、食事の後はすぐに歯磨きや口すすぎをすることで、装置に食べ物が詰まるのを防ぐことができます。外出先では、携帯用の歯間ブラシやマウスウォッシュを持ち歩くと便利です。
これらの工夫を習慣化することで、食事の楽しみを維持しつつ、口腔衛生を保つことができます。また、栄養バランスにも気を配り、必要に応じてサプリメントなどで栄養を補うことも検討しましょう。
5. 定期的なメンテナンスを欠かさない
裏側矯正の成功には、定期的なメンテナンスが欠かせません。歯科医院での定期検診を必ず受けるようにしましょう。通常、1〜2ヶ月に1回程度の頻度で通院が必要になります。
これにより、歯の動きを確認し、必要に応じて調整を行うことができます。例えば、ワイヤーの交換や装置の微調整などが行われます。また、装置の不具合やワイヤーの緩みなどの問題も早期に発見・解決できます。
さらに、歯科医師や歯科衛生士から、その時々の状況に応じたアドバイスを得ることができます。例えば、口腔ケアの方法や、食事の工夫について、より詳しいアドバイスをもらえることがあります。
定期的なメンテナンスは、治療の効果を最大化し、トラブルを最小限に抑えるための重要な機会となります。また、治療の進捗状況を確認することで、モチベーションの維持にもつながります。
どっちがいいの?裏側矯正と他の矯正方法を徹底比較
表側矯正との違い
裏側矯正と表側矯正は、装置の取り付け位置が大きく異なります。以下の表で主な違いを比較してみましょう。
特徴 | 裏側矯正 | 表側矯正 |
---|---|---|
見た目 | 目立たない | 目立つ |
調整のしやすさ | 難しい | 比較的容易 |
費用 | 高い | 比較的安い |
治療期間 | 長い傾向 | 比較的短い |
舌への刺激 | 大きい | 小さい |
発音への影響 | 大きい | 小さい |
裏側矯正は歯の裏側に装置を取り付けるため、外見上は目立ちません。一方、表側矯正は歯の表面に装置を取り付けるため、見た目が気になる人もいます。
しかし、表側矯正は調整が容易で、より複雑な歯の動きにも対応できる傾向があります。また、表側矯正の方が一般的に費用が安く、治療期間も短い傾向にあります。
ただし、個々の症例によって適切な方法は異なるため、専門医との相談が重要です。例えば、前歯の傾きを改善したい場合は裏側矯正が効果的な場合があり、大幅な歯列の変更が必要な場合は表側矯正が適している可能性があります。
マウスピース矯正との比較
裏側矯正とマウスピース矯正は、どちらも見た目を気にせず矯正できる方法です。以下の表で主な違いを比較してみましょう。
特徴 | 裏側矯正 | マウスピース矯正 |
---|---|---|
見た目 | 目立たない | さらに目立たない |
着脱 | 不可 | 可能 |
対応可能な症例 | 幅広い | 軽度〜中度 |
治療期間 | 比較的長い | 症例による |
口腔衛生 | 管理が難しい | 比較的容易 |
費用 | 高い | 症例による |
マウスピース矯正は透明な装置を使用するため、さらに目立ちにくいという特徴があります。また、マウスピース矯正は装置の着脱が可能で、食事や歯磨き時に外せるため、口腔衛生の管理が比較的容易です。
一方、裏側矯正は固定式なので、24時間継続して矯正力が働きます。そのため、複雑な歯の動きや大きな移動が必要な場合は、裏側矯正の方が効果的なことがあります。
ただし、マウスピース矯正の技術も日々進化しており、対応できる症例の幅が広がっています。例えば、軽度の噛み合わせの問題や、前歯の軽度な凸凹なども、マウスピース矯正で改善できるケースが増えています。
どちらを選ぶかは、個々の症状や生活スタイル、予算などを考慮して決める必要があります。例えば、頻繁に人前に立つ仕事をしている人や、装置の着脱が可能な方が良いと考える人はマウスピース矯正が適している可能性があります。一方、自己管理が苦手な人や、より確実な矯正効果を求める人には裏側矯正が向いているかもしれません。
それぞれの矯正方法のメリット・デメリット
各矯正方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。以下の表で比較してみましょう。
矯正方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
表側矯正 | ・調整が容易 ・効果が高い ・比較的安価 | ・見た目が気になる ・口の中を傷つけやすい |
裏側矯正 | ・目立たない ・幅広い症例に対応可能 | ・舌への刺激や発音の難しさ ・費用が高い ・口腔衛生管理が難しい |
マウスピース矯正 | ・さらに目立たない ・着脱可能で衛生的 ・痛みが少ない | ・複雑な症例への対応が難しい ・自己管理が必要 ・紛失のリスクがある |
費用面では一般的に表側矯正が最も安価で、裏側矯正が最も高額となる傾向にあります。マウスピース矯正は症例によって大きく異なりますが、多くの場合、表側矯正と裏側矯正の中間くらいの費用となります。
治療期間も症例によって異なりますが、通常は表側矯正が最も短く、裏側矯正が最も長くなる傾向があります。マウスピース矯正は、症例の複雑さと患者の自己管理能力によって大きく変わります。
どの方法を選択するかは、個人の状況や優先順位によって変わってきます。例えば、見た目を最も重視する人はマウスピース矯正や裏側矯正を選ぶかもしれません。一方、確実な治療効果を求める人や、複雑な歯列の問題がある人は表側矯正や裏側矯正を選ぶ可能性が高いでしょう。
最終的な選択は、歯科矯正専門医との詳細な相談を通じて決定することが重要です。自分の生活スタイルや、治療に対する希望、予算などを踏まえて、最適な方法を選びましょう。
いくらかかる?裏側矯正の費用と治療期間を解説
裏側矯正の平均的な費用
裏側矯正の費用は、症例の複雑さや治療期間によって大きく異なります。一般的に、全顎の裏側矯正では80万円から140万円程度かかることが多いようです。部分矯正の場合は30万円から70万円程度となります。
これらの費用には、以下のようなものが含まれます:
- 装置の製作費
- 取り付け費用
- 定期的な調整費用
- 最終的な仕上げ費用
ただし、これはあくまで平均的な金額であり、医院によって価格設定は異なります。都市部の医院では比較的高額になる傾向があり、地方では若干安くなる場合もあります。
また、途中で追加の処置が必要になった場合は、さらに費用がかかる可能性もあります。例えば、歯の抜歯が必要になったり、予想以上に治療が長引いたりした場合などです。
事前に詳細な見積もりを確認することが重要です。また、複数の医院でカウンセリングを受け、費用を比較検討することも一つの方法です。ただし、単に価格だけでなく、医院の信頼性や医師の経験なども考慮に入れる必要があります。
治療期間の目安
裏側矯正の治療期間は、症例の複雑さによって大きく異なります。一般的に、全顎矯正の場合は1年半から3年程度かかることが多いようです。部分矯正の場合は、6ヶ月から1年半程度で終了することもあります。
以下は、症例別の大まかな治療期間の目安です:
- 軽度の歯列不正:1年〜1年半
- 中程度の歯列不正:1年半〜2年半
- 重度の歯列不正:2年半〜3年以上
ただし、これはあくまで目安であり、個人の歯の動きや生活習慣によって変動します。例えば、若い人の方が歯が動きやすいため、比較的短期間で治療が完了する傾向があります。一方、成人の場合は歯の動きが遅くなるため、治療期間が長くなることがあります。
また、途中で計画の修正が必要になったり、予想以上に歯の動きが遅かったりした場合は、さらに期間が延びる可能性もあります。例えば、当初2年の予定だった治療が3年以上かかるケースも珍しくありません。
治療開始前に、担当医から詳細な説明を受け、現実的な期待を持つことが大切です。また、治療中も定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて計画を調整することが重要です。
支払い方法と分割払いの可能性
裏側矯正の費用支払いに関しては、医院によってさまざまな選択肢があります。主な支払い方法は以下の通りです:
- 一括払い
- 医院独自の分割払い
- クレジットカードの分割払い
- 医療ローン
多くの医院では一括払いのほか、分割払いにも対応しています。分割払いの場合、治療期間中に月々の支払いを行う方法が一般的です。例えば、100万円の治療費を24回の分割払いにすると、月々約4万2千円の支払いになります。
医院独自のローンシステムを導入しているところもあります。これらは通常の医療ローンよりも低金利で、柔軟な返済プランを立てられる場合があります。
また、矯正治療専門のローンを組むことも可能です。これらは一般的な医療ローンよりも長期の返済期間を設定できることが多く、月々の負担を軽減できる可能性があります。
ただし、分割払いを選択する場合は金利がかかることがあるため、総支払額を確認することが重要です。例えば、3年の分割払いで年利3%の場合、100万円の治療費が最終的に約105万円になることもあります。
支払い方法については、カウンセリング時に詳しく相談することをおすすめします。自分の経済状況に合わせて、最適な支払い方法を選択しましょう。また、治療途中で支払いが困難になった場合の対応についても、事前に確認しておくとよいでしょう。
失敗しない!信頼できる矯正歯科医の選び方
経験と実績を確認する
信頼できる矯正歯科医を選ぶ際、その医師の経験と実績を確認することが重要です。裏側矯正は高度な技術を要するため、豊富な経験を持つ医師を選ぶことが望ましいでしょう。
経験年数は重要な指標の一つですが、それだけでなく、裏側矯正の症例数も確認するとよいでしょう。例えば、「矯正歴20年、裏側矯正の症例500件以上」といった具体的な数字を提示してくれる医院は信頼性が高いと言えます。
実績については、過去の症例写真や患者の体験談などを参考にすることができます。多くの医院では、ウェブサイトやカウンセリング時にこれらの情報を提供しています。before/after の写真を見ることで、その医師の技術レベルをある程度判断することができます。
また、日本矯正歯科学会認定医や専門医の資格を持っているかどうかも、一つの判断基準となります。これらの資格は、一定以上の知識と経験を持つ医師に与えられるものです。
ただし、資格だけでなく、実際の技術や患者との相性も重要な要素です。カウンセリングを受けて、直接医師と話をすることで、その医師の人柄や治療に対する姿勢を知ることができます。
カウンセリングの質を重視する
カウンセリングの質は、矯正歯科医を選ぶ上で非常に重要な要素です。良質なカウンセリングでは、医師が患者の状態を丁寧に診断し、わかりやすい言葉で説明してくれます。
具体的には、以下のような点をチェックしましょう:
- 患者の希望や不安をしっかりと聞いてくれるか
- 現在の歯並びの状態を詳しく説明してくれるか
- 治療計画を具体的に提示してくれるか
- 治療のリスクや注意点についても説明してくれるか
- 質問に丁寧に答えてくれるか
また、カウンセリングの雰囲気や医師との相性も重要です。長期にわたる治療になるため、相談しやすい関係性を築けそうかどうかも判断基準の一つとなります。
例えば、「分からないことがあればいつでも質問してください」と言ってくれたり、専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれたりする医師は、患者とのコミュニケーションを大切にしていると言えるでしょう。
カウンセリングは無料で行っている医院も多いので、複数の医院でカウンセリングを受けて比較することをおすすめします。
複数の治療法を提案してくれる歯科医を選ぶ
信頼できる矯正歯科医は、患者の状態に応じて複数の治療法を提案してくれます。裏側矯正だけでなく、表側矯正やマウスピース矯正など、他の選択肢についても説明があるはずです。
それぞれの治療法のメリット・デメリットを比較し、患者にとって最適な方法を一緒に検討してくれる医師を選びましょう。例えば、以下のような説明があると良いでしょう:
「あなたの場合、裏側矯正とマウスピース矯正の両方が可能です。裏側矯正は見た目を気にせず確実な効果が期待できますが、舌への刺激が強いデメリットがあります。一方、マウスピース矯正は快適さでは優れていますが、効果を出すには自己管理が重要になります。」
また、治療法だけでなく、治療期間や費用についても複数のプランを提示してくれるかどうかも重要です。例えば、「標準プラン」と「短期集中プラン」のように、患者のニーズに合わせた選択肢があると良いでしょう。
これにより、患者自身が納得して治療法を選択することができます。一つの治療法しか提案しない医院は、選択肢を十分に検討していない可能性があるため注意が必要です。
相談しやすさと通いやすさを考慮する
長期にわたる矯正治療では、医院の相談しやすさと通いやすさも重要な選択基準となります。
相談しやすさについては、以下のような点をチェックしましょう:
- 医師やスタッフの対応が親切か
- 質問や不安を気軽に相談できる雰囲気があるか
- 電話やメールでの問い合わせにも丁寧に対応してくれるか
- 緊急時の対応体制が整っているか
通いやすさについては、以下の点を考慮します:
- 自宅や職場からのアクセスが良いか
- 診療時間が自分のライフスタイルに合っているか
- 駐車場があるか(車で通院する場合)
- 予約の取りやすさはどうか
例えば、仕事帰りに通えるよう夜間診療を行っている医院や、土日も診療している医院があれば便利です。
また、急なトラブル時の対応や、休日診療の有無なども確認しておくと安心です。矯正装置が外れてしまったときなど、緊急の対応が必要な場合もあるからです。
これらの要素を総合的に判断し、長期的に通い続けられる医院を選ぶことが、治療の成功につながります。便利さだけでなく、信頼できる医師との良好な関係を築けることが、最も重要な選択基準となるでしょう。
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裏側矯正を始めようかなと思っている方へ
歯医者選びで最も重要なのは、「相談しやすさ」です。
なぜなら歯科矯正は長い時間をかけて行うとても高度な治療であり、歯科医師とのコミュニケーションが必須だから。
実際にカウンセリングを受けてみて、「この人なら気軽に相談できそう」と感じた歯医者さんを選びましょう。
おすすめは「やさしい歯医者さん®」認定院!
確実に相談しやすい歯医者さんを見つけたいという方は、「やさしい歯医者さん」に認定されている歯科医院に行くのがおすすめです。
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