「裏側矯正のデメリットって本当に大丈夫なの?」
「裏側矯正は表側矯正と比べてどうなんだろう?」
「裏側矯正は自分に向いているのかな?」
そんな疑問や不安をお持ちの方へ。
この記事では、裏側矯正のデメリットや特徴、他の矯正方法との比較について詳しく解説します。
費用や治療期間、舌への影響、食事や発音への影響、そして裏側矯正が向いていない人の特徴などを分かりやすく説明するので、ぜひ読んでみてください!
裏側矯正に関する情報をまとめた記事はこちら!
新しい裏側矯正が、ついに日本初上陸!?
今までよりも低価格なのに治療精度が向上した“新しい裏側矯正”を、あなたは知っていますか?
その名も「裏側矯正ブラーバ(Brava®)」
新技術によって従来の裏側矯正のデメリットをすべて解決した、革新的な治療法なんです!
こちらの記事で詳しく解説されているので、ぜひチェックしてみてください↓
この記事の監修歯科医師
歯科医師
見立 英史 (Mitate Eiji)
【プロフィール】
金沢医科大学医学部
顎口腔外科講師
九州大学歯学部卒業
日本口腔外科学会指導医・専門医
日本口腔科学会指導医・認定医
産業歯科医師
知らないと後悔する?裏側矯正の6つのデメリット
1. 費用が高くなりやすい
裏側矯正は通常の表側矯正と比べて費用が高くなる傾向があります。これは、歯の裏側に装置を取り付ける技術が高度で、専門的な知識や経験が必要だからです。また、使用する材料も特殊なものが多いため、コストが上がります。
ただし、見た目を重視する方にとっては、この追加費用は十分な価値があると考えられるでしょう。仕事や人間関係で見た目が重要な方は、長期的な投資として考えることができます。
2. 発音や滑舌に影響がある
裏側矯正を始めると、最初のうちは発音や滑舌に影響が出ることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音が難しくなる可能性があります。これは舌が装置に当たることが原因です。
しかし、多くの場合、1〜2週間程度で慣れてきて、徐々に改善されていきます。適応期間を乗り越えれば、問題なく会話ができるようになります。慣れるまでの間は、ゆっくり話すことを心がけたり、重要な話は装置を外して行うなどの工夫をすると良いでしょう。
3. 食事がしづらくなる
裏側矯正を始めると、食事の際に不便を感じることがあります。装置が舌の動きを妨げるため、食べ物を口の中で動かしにくくなります。また、食べかすが装置に詰まりやすくなります。
このため、食事の際は小さく切った食べ物を選んだり、ゆっくり噛んで食べるなどの工夫が必要になるかもしれません。固い食べ物や粘り気のある食べ物は避けるのも良いでしょう。ただし、これらの不便さも時間とともに慣れていくものです。
4. 歯磨きが難しくなる
裏側矯正では、歯の裏側に装置が付くため、通常の歯磨きよりも丁寧な口腔ケアが必要になります。特に、装置の周りや歯と歯の間の清掃には注意が必要です。
歯科医院で推奨される専用の歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどを使用するなど、適切な口腔ケア方法を学ぶ必要があります。最初は時間がかかりますが、習慣化することで効率的に行えるようになります。定期的な歯科検診も重要で、プロによるクリーニングを受けることで、歯の健康を維持できます。
5. 治療期間が長くなる可能性がある
裏側矯正は、表側矯正と比べて治療期間が長くなる可能性があります。これは、裏側から歯を動かす力が表側よりも弱いためです。また、調整の際に歯の動きを確認しづらいこともあり、微調整に時間がかかることもあります。
ただし、個人差も大きいので、必ずしも全ての人で治療期間が長くなるわけではありません。担当医との相談が重要になります。治療計画をしっかり立て、定期的な通院を守ることで、できるだけ効率的な治療を進めることができます。
6. 舌や口内に違和感を感じやすい
裏側矯正を始めると、舌や口内に違和感を感じる人が多いです。これは装置が舌に当たることが原因です。特に治療初期は、舌や頬の内側が装置に当たって傷つくこともあります。
しかし、多くの場合、時間が経つにつれて慣れていきます。違和感を軽減するためのワックスも用意されているので、気になる場合は担当医に相談するとよいでしょう。また、装置の形状や大きさを調整することで、違和感を軽減できることもあります。
裏側矯正をするなら、「やさしい歯医者さん®」認定院がオススメ!
「歯医者さんって怖い…」「話しかけづらい…」と感じたことはありませんか?
矯正治療で最も大切なのは、”歯科医師とのコミュニケーション”です。
「やさしい歯医者さん®」とは、厳しい審査基準をクリアした歯科医院だけが付けられる認定マークであり、丁寧な説明やコミュニケーションが徹底されています!
安心して治療を受けたい方は、ぜひお近くの認定院を探してみてください!
どっちを選ぶ?裏側矯正VS表側矯正の徹底比較
見た目の違い:目立つ vs. 目立たない
裏側矯正の最大の特徴は、外から見えないことです。歯の裏側に装置を付けるため、人目を気にせず矯正治療を受けられます。一方、表側矯正は歯の表面に装置を付けるため、目立ちやすくなります。
ただし、最近では透明や歯の色に近い装置も登場し、表側矯正でも目立ちにくくなっています。見た目を重視する方には裏側矯正がおすすめですが、個人の優先順位によって選択が変わるでしょう。
矯正方法 | 見た目 | 特徴 |
---|---|---|
裏側矯正 | 目立たない | 歯の裏側に装置を付ける |
表側矯正 | やや目立つ | 透明や歯色の装置もある |
費用の違い:安い vs. 高い
一般的に、裏側矯正は表側矯正よりも高額になります。これは、裏側矯正に使用する装置が特殊で、取り付けにも高度な技術が必要だからです。表側矯正の場合、装置の種類や治療期間によって費用が変わりますが、裏側矯正の半分以下になることもあります。
ただし、費用だけで判断するのではなく、自分のニーズや生活スタイルに合わせて選択することが大切です。予算と効果のバランスを考えましょう。また、多くの歯科医院では分割払いやローンの利用も可能なので、相談してみるのも良いでしょう。
治療期間の違い:短い vs. 長い
一般的に、表側矯正の方が裏側矯正よりも治療期間が短くなる傾向があります。これは、表側から力を加える方が効率的に歯を動かせるためです。ただし、個人の歯並びの状態や治療目標によって大きく変わるので、一概には言えません。
裏側矯正でも、新しい技術の導入により治療期間が短縮されてきています。正確な治療期間は、歯科医院での診断を受けてから決まるので、気になる方は相談してみるとよいでしょう。治療期間は個人差が大きいため、担当医との綿密な相談が重要です。
適応症例の違い:幅広い vs. やや限定的
表側矯正は、ほぼすべての歯並びの症例に対応できます。重度の歯列不正や顎の問題まで幅広く治療が可能です。一方、裏側矯正は適応できる症例がやや限定的になります。
例えば、極端な過蓋咬合(上の前歯が下の前歯を大きく覆っている状態)の場合、裏側矯正が難しいことがあります。また、舌が大きい方や金属アレルギーがある方も裏側矯正は向いていません。自分の症例に合っているかどうかは、専門医の診断が必要です。適切な治療方法を選ぶことで、最も効果的な結果を得ることができます。
いくらかかる?どれくらいかかる?裏側矯正の費用と期間
裏側矯正の平均的な費用
裏側矯正の費用は、一般的に80万円から140万円程度です。これは全顎(上下の歯全体)を矯正する場合の金額で、部分矯正の場合はこれよりも安くなります。ただし、この金額は目安であり、個人の歯並びの状態や治療計画によって変動します。
また、医院によっても価格設定が異なるので、複数の医院で相談することをおすすめします。高額ではありますが、見えない矯正を希望する方には魅力的な選択肢となるでしょう。費用には初診料、装置代、調整料などが含まれますが、詳細は各医院に確認することが大切です。
治療期間の目安
裏側矯正の平均的な治療期間は、1年半から3年程度です。ただし、これはあくまで目安であり、個人の歯並びの状態や治療目標によって大きく変わります。軽度の歯列不正であれば1年程度で終わることもありますし、重度の場合は3年以上かかることもあります。
また、治療中の歯の動きや患者さんの状態によっても期間が変動します。正確な治療期間は、実際に診断を受けてから決まるので、気長に取り組む心構えが必要です。定期的な通院と自己管理をしっかり行うことで、より効果的な治療を進めることができます。
費用を抑えるためのポイント
裏側矯正の費用を抑えるためには、いくつかの方法があります。
- 部分矯正を検討する:前歯だけなど、気になる部分のみを矯正することで費用を抑えられます。
- 分割払いやローンを利用する:多くの医院で用意されているので、一括払いが難しい場合でも治療を始めやすくなります。
- 治療前の準備をしっかりする:歯のクリーニングや虫歯の治療を自身で行っておくことで、追加費用を抑えることができます。
- 複数の医院で相談する:医院によって価格設定が異なるので、比較検討することで適切な選択ができます。
様々な選択肢を検討し、自分に合った方法を見つけることが大切です。ただし、単に安いからという理由だけで選ぶのではなく、治療の質と価格のバランスを考慮しましょう。
あなたは大丈夫?裏側矯正ができない人の特徴
舌が大きい場合
舌が大きい方は、裏側矯正が適さないことがあります。これは、装置が舌の動きを妨げ、日常生活に支障をきたす可能性があるからです。大きな舌が常に装置に当たることで、発音や食事が困難になったり、舌に傷ができたりする恐れがあります。また、舌の圧力で装置が外れやすくなることもあります。
このような方には、表側矯正やマウスピース矯正など、他の矯正方法がおすすめです。自分の舌の大きさが気になる場合は、専門医に相談するとよいでしょう。医師が口腔内の状態を確認し、最適な治療方法を提案してくれます。
極端な過蓋咬合の場合
極端な過蓋咬合(上の前歯が下の前歯を大きく覆っている状態)の方は、裏側矯正が難しい場合があります。これは、上下の歯が強く噛み合っているため、裏側の装置が噛み合わせの邪魔をしてしまうからです。また、装置が頻繁に外れてしまう可能性もあります。
このような症例では、表側矯正や外科的な治療を組み合わせた方法が選択されることが多いです。ただし、軽度から中度の過蓋咬合であれば、裏側矯正も可能な場合があるので、専門医の診断が重要になります。適切な治療方法を選ぶことで、効果的に歯並びを改善することができます。
歯並びの乱れが大きい場合
歯並びの乱れが非常に大きい場合、裏側矯正では十分な治療効果が得られないことがあります。これは、裏側から加える力には限界があり、大きな移動や回転が必要な歯には対応しきれない可能性があるからです。また、治療期間が非常に長くなる可能性もあります。
このような場合は、表側矯正や外科的治療を組み合わせた方法が選択されることが多いでしょう。ただし、技術の進歩により裏側矯正の適応範囲は広がっているので、諦める前に専門医に相談することをおすすめします。専門医の診断を受けることで、自分の歯並びに最適な治療方法を見つけることができます。
金属アレルギーがある場合
金属アレルギーがある方は、裏側矯正が適さない可能性があります。裏側矯正の装置には、主にステンレスやチタンなどの金属が使用されているからです。金属アレルギーがあると、口内炎や痒み、腫れなどの症状が出る恐れがあります。
このような方には、セラミックやプラスチック製の装置を使用する表側矯正や、マウスピース矯正がおすすめです。ただし、最近では金属アレルギー対応の装置も開発されているので、専門医に相談して最適な方法を見つけることが大切です。アレルギーの程度や症状によって適切な治療方法が異なるので、詳しい検査と相談が必要です。
知って得する!裏側矯正の種類と特徴
フルリンガル矯正とは
フルリンガル矯正は、上下の歯全体の裏側に装置を付ける矯正方法です。見た目を重視する方に人気があり、外からは全く矯正していることがわかりません。全ての歯に装置を付けるため、複雑な歯の動きにも対応できるのが特徴です。
ただし、舌への違和感が大きく、慣れるまでに時間がかかることがあります。また、費用も高くなる傾向にあります。重度の歯列不正や、見た目を最重視する方に適していると言えるでしょう。
治療期間は通常1年半から3年程度ですが、個人の状態によって変わります。定期的な通院が必要で、通常6〜8週間に1回のペースで調整を行います。
ハーフリンガル矯正とは
ハーフリンガル矯正は、上の歯の裏側と下の歯の表側に装置を付ける矯正方法です。上の歯は目立たず、下の歯は調整しやすいというメリットがあります。フルリンガル矯正と比べて舌への違和感が少なく、発音への影響も軽減されます。
また、費用もフルリンガル矯正よりも抑えられることが多いです。ただし、下の歯の装置は見えてしまうため、完全に目立たせたくない方には向いていません。中程度の歯列不正で、費用とのバランスを取りたい方におすすめです。
治療期間はフルリンガル矯正と同様に1年半から3年程度ですが、個人差があります。通院頻度も同じく6〜8週間に1回程度です。
それぞれの特徴と選び方
フルリンガル矯正とハーフリンガル矯正、どちらを選ぶかは個人の状況や優先順位によって変わります。以下の表で特徴を比較してみましょう。
特徴 | フルリンガル矯正 | ハーフリンガル矯正 |
---|---|---|
見た目 | 完全に目立たない | 下の歯の装置が見える |
費用 | 高い | やや高い |
舌への影響 | 大きい | 比較的小さい |
適応症例 | 幅広い | やや限定的 |
調整のしやすさ | やや難しい | 比較的容易 |
選び方のポイントは、自分の歯並びの状態、予算、仕事や生活スタイル、そして何をどこまで重視するかです。例えば、完璧な見た目を求める方や複雑な歯の動きが必要な方はフルリンガル矯正が適しているでしょう。一方、費用を抑えたい、または舌への影響を少なくしたい方にはハーフリンガル矯正がおすすめです。
最終的には専門医との相談を通じて、最適な方法を選択することが大切です。専門医は詳細な診断を行い、あなたの希望や生活スタイルを考慮しながら、最適な治療方法を提案してくれるでしょう。
迷ったらチェック!裏側矯正とマウスピース矯正の選び方
マウスピース矯正との違い
裏側矯正とマウスピース矯正は、どちらも目立たない矯正方法ですが、大きな違いがあります。
裏側矯正は歯の裏側に固定式の装置を付けるのに対し、マウスピース矯正は取り外し可能な透明なマウスピースを使用します。裏側矯正は24時間装着されているため、治療効果が安定していますが、口内の違和感は大きいです。
一方、マウスピース矯正は装着時間を守る必要がありますが、食事や歯磨き時に外せるため快適です。治療可能な症例の範囲も異なるので、専門医に相談して自分に合った方法を選びましょう。
以下の表で主な違いを比較してみましょう。
特徴 | 裏側矯正 | マウスピース矯正 |
---|---|---|
装置の種類 | 固定式 | 取り外し可能 |
見た目 | 目立たない | ほぼ目立たない |
装着時間 | 24時間 | 20〜22時間/日 |
口内の違和感 | 大きい | 比較的小さい |
食事制限 | あり | なし |
歯磨きのしやすさ | やや難しい | 簡単 |
治療可能な症例 | 幅広い | やや限定的 |
それぞれのメリット・デメリット
裏側矯正のメリットは、24時間装着されているため確実な治療効果が得られることと、比較的複雑な歯の動きにも対応できることです。デメリットは、費用が高く、舌への違和感が大きいことです。
一方、マウスピース矯正のメリットは、着脱可能で快適なことと、歯磨きがしやすいことです。デメリットは、装着時間を守る必要があることと、複雑な歯の動きには不向きなことです。
また、両者とも目立たない矯正方法ですが、マウスピース矯正の方がより目立ちにくいと言えるでしょう。自分の優先順位に合わせて選択することが大切です。
自分に合った矯正方法の選び方
自分に合った矯正方法を選ぶには、まず自分の歯並びの状態を正確に把握することが重要です。次に、自分の生活スタイルや優先順位を考えましょう。
例えば、仕事で人前に立つことが多い方は見た目を重視するかもしれません。また、自己管理が得意な方はマウスピース矯正が向いているかもしれません。予算も重要な検討要素です。
これらの要素を踏まえて、複数の歯科医院でカウンセリングを受けることをおすすめします。専門医の意見を聞きながら、自分に最適な方法を見つけていくことが、満足度の高い矯正治療につながるでしょう。
最後に、どちらの方法を選んでも、定期的な通院と適切なケアが重要です。医師の指示に従い、積極的に治療に取り組むことで、理想の歯並びに近づけることができます。迷った時は遠慮なく担当医に相談し、不安や疑問を解消しながら治療を進めていくことが大切です。
新しい裏側矯正が、ついに日本初上陸!?
今までよりも低価格なのに治療精度が向上した“新しい裏側矯正”を、あなたは知っていますか?
その名も「裏側矯正ブラーバ(Brava®)」
新技術によって従来の裏側矯正のデメリットをすべて解決した、革新的な治療法なんです!
こちらの記事で詳しく解説されているので、ぜひチェックしてみてください↓
裏側矯正を始めようかなと思っている方へ
歯医者選びで最も重要なのは、「相談しやすさ」です。
なぜなら歯科矯正は長い時間をかけて行うとても高度な治療であり、歯科医師とのコミュニケーションが必須だから。
実際にカウンセリングを受けてみて、「この人なら気軽に相談できそう」と感じた歯医者さんを選びましょう。
おすすめは「やさしい歯医者さん®」認定院!
確実に相談しやすい歯医者さんを見つけたいという方は、「やさしい歯医者さん」に認定されている歯科医院に行くのがおすすめです。
「やさしい歯医者さん」の認定院では、丁寧な説明やコミュニケーションが徹底されており、安心して通うことができます!