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子供の歯の矯正はいつから?小学生から始めるべき理由とメリット・デメリットを解説!

子供の乳歯が生え変わる時期になり、
「ウチの子、もしかすると歯並び悪いかも…?」
と心配になっている方へ。

この記事では、
・子供の歯の矯正は何歳から始められるのか
・いつから始めるのがベストなのか
・早めに始めることのメリットとデメリット
について解説します!

実は、なるべく早い時期から矯正を始めることでたくさんのメリットがあるんです。

もしあなたが子供の歯の矯正を検討しているなら、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

目次

子供の歯の矯正は何歳から始められる?

結論、歯並びの治療は6歳頃から始めることができます。
さらに、受け口(反対咬合)などの一部の症状がある場合には3歳頃から治療を始めることも可能です。

「でも、そんな早い時期から矯正を始めて大丈夫なの?」
「永久歯が生え揃わないと、矯正できないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。

でも実は、子供の歯並びの治療は大きく分けて2種類あるんです。

・歯の生え変わりの時期に行う「Ⅰ期治療」
・永久歯が生え揃ってから行う「Ⅱ期治療」

この2つでは、治療の内容が全く異なります。
それぞれどのような治療なのか、次のパートで解説します。

何歳から始めるかで治療内容は変わる!「Ⅰ期治療」「Ⅱ期治療」とは?

主に6歳〜12歳頃から始める「Ⅰ期治療」

Ⅰ期治療は、主に小学生くらいの年齢(6歳〜12歳)から始めることが多い矯正治療です。
この時期の子供には乳歯と永久歯が混在しているため「混合歯列期」と呼ばれています。

ただし受け口など、一部の症状を抱えている子供の場合は3〜4歳頃から始めることもあります。

Ⅰ期治療に使う装置は、矯正の一般的なイメージであるワイヤーやマウスピースとは全く違います。
基本的には取り外し可能なものを使うことがほとんどです。
例えば、就寝時に装着する「床矯正装置」や、上あごを広げる「拡大装置」などがあります。歯に直接つける小さな装置を使うこともあります。

Ⅰ期治療の目的は、今ある歯並びを整えることではなく、あごの成長を誘導して永久歯が正しい位置に生えてくるようにすることです。
この時期に治療を行うことで将来的な問題を予防し、正しい歯並びに導くことができるのです。

12歳以降から始める「Ⅱ期治療」

Ⅱ期治療は大人の矯正とほぼ同じであり、永久歯が生え揃う中学生から高校生の時期(12歳〜)に始める矯正治療です。
この時期は「永久歯列期」と呼ばれています。

治療に使う装置も大人と変わりません。
最も一般的なのは「ワイヤー矯正」であり、歯に小さな金具(ブラケット)を取り付け、それらをワイヤーで繋ぐことで歯を動かします。
もちろん、透明なマウスピースを用いて行う治療もあります。

Ⅱ期治療の目的は、今ある歯並びとかみ合わせを理想的な状態に整えることです。
具体的には、ガタガタの歯並びの修正、出っ歯や受け口の改善、噛み合わせの調整などを行います。
これにより見た目の改善だけでなく、噛む機能や発音、口腔衛生の向上も図ります。

何歳から矯正を始めるのがベスト?

結論から言うと、6〜7歳頃から始めるのが最も良いでしょう。

お子さまの乳歯が生え変わり始めていて、もしあなたが「うちの子、歯並び悪いかも?」と思っているのであれば、まさに今が矯正を検討すべきタイミングです。

実は、矯正を始めるなら早ければ早いほどメリットが大きいんです。

早めに矯正を始めたほうがいい理由

大きくなってからの矯正だと、ワイヤーが目立つ・口の中が傷つく・食べ物が詰まりやすくなるなど、本人にとっての負担が大きくなります。

また、大人の矯正は基本的には100万円ほどかかるため、経済的な負担もあります。

一方Ⅰ期治療では、装置を1日中つけておく必要が無いためお子さまへの負担は小さく、治療費用も約10〜50万円に抑えることができます。
そのためⅠ期治療を受けることで、お子さまと親御さん両方にとって負担が抑えられるのです。

6〜12歳頃から治療を始めるメリット

Ⅰ期治療には、大きくなってから矯正を始めるよりも多くのメリットがあります。

1. 骨の成長を利用できる

子供の頃は、あごの骨がまだ柔らかく成長している時期です。この時期に矯正を始めると、骨の成長を上手に利用して歯並びを整えることができます。

例えば、狭いあごを広げたり、出っ歯や受け口の傾向を早めに直したりできるんです。大人になってからでは難しい治療も、子供のうちなら比較的簡単にできることがあります。

2. 治療期間が短くなる可能性が高い

早めに矯正を始めると、治療期間が短くなる可能性が高くなります。
子供の頃は骨が柔らかいので、歯を動かしやすいんです。そのため、大人の矯正と比べて治療期間が短くなることが多いです。

例えば、大人の矯正では2〜3年かかるケースでも、子供の矯正なら1〜2年で終わることもあります。

3. 費用を抑えられることも

早めの矯正は、将来的な費用を抑えられる可能性があります。

例えば、Ⅰ期治療(早期治療)の費用は通常10〜50万円程度。一方、大人の矯正は約100万円かかることが多いんです。

早期に問題を解決することで、将来的により複雑で高額な治療を回避できる可能性があります。長い目で見ると、経済的にお得な選択と言えるでしょう。

4. 歯並びに悪影響を与える習慣を改善できる

Ⅰ期治療は悪いクセの改善にも効果的です。

例えば、指しゃぶりや舌突出(舌を前に出す癖)などの習慣は、歯並びに悪影響を与えます。
早期の矯正治療では、これらの習慣を直すサポートも行います。

早めの矯正にはデメリットもある

メリットの多いⅠ期治療ですが、もちろんデメリットもあります。

1. お子さまにとってストレスになる

Ⅰ期治療では負担の少ない装置を使いますが、それでも何も着けていない状態と比べるとストレスになることもあります。

装置の装着時間を守ったり、定期的に歯医者に行くことは、小さなお子さまにとって大変なことです。
うまく協力が得られない場合、治療効果が減少したり、治療期間が長くなってしまう可能性があります。

2. むし歯のリスク

これは大人の矯正でも同じですが、治療中はブラッシングがしにくくなり、むし歯になるリスクが上がります。
お子さま本人が気をつけるのはもちろん、親御さんも一緒にケアをしてあげることが重要です。

メリットまとめ

  • 骨の成長を利用できる
  • 治療期間が短くなる可能性が高い
  • 費用を抑えられることも
  • 歯並びに悪影響を与える習慣を改善できる

デメリットまとめ

  • お子さまにとってストレスになる
  • むし歯のリスク

メリットとデメリットを考えると、できれば早めに治療を開始してあげたほうが良いと言えます。

お子さまの歯並びが不安な方は、ぜひⅠ期治療を検討してみてください!

おすすめのⅠ期治療

お子さまの歯並びが気になる方におすすめなのが、「キレイラインKIDS」です。

キレイラインKIDSとは、マウスピースを使って永久歯をキレイに生えそろえることを目指す、お子さま向けの矯正プログラムです。
全国のたくさんの歯科医院で受けられる上に、お手頃な価格で短期間で終わるのが特徴なんです。

それでは、キレイラインKIDSがおすすめな理由を3つご紹介します!

①小さなお子さまでも安心して使えるマウスピース

キレイラインKIDSのマウスピースは、安心の日本製!
そのため、付け心地がとってもソフトで、痛みや違和感を感じにくいんです。

小さなお子さまでも無理なく着け続けられるので、ストレスなく治療を続けられます。

②装着は自宅にいる間だけでOK!

キレイラインKIDSは、自宅にいる間だけ着ければOK!
具体的には、日中3時間+寝ている間(約8時間)だけ着けていれば十分なんです!

学校や習い事の時間には着ける必要がないので、お子さまの日常生活に影響を与えません。

③家計に優しい!リーズナブルな料金設定

キレイラインKIDSの料金は、なんとたったの15万円(税込16.5万円)!
さらに、月々3,125円からの分割払いにも対応しているので、家計への負担がグッと軽くなります。

お子さまの将来のために、無理なく続けられる料金設定になっているんです。

キレイラインKIDSがおすすめな理由まとめ

  • 小さなお子さまでも安心して使えるマウスピース
  • 装着は自宅にいる間だけでOK!
  • 家計に優しい!リーズナブルな料金設定

歯は一生使う大切なものです。お子さまの健やかな成長と素敵な笑顔のために、ぜひキレイラインKIDSを検討してみてはいかがでしょうか?

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どれに当てはまる?症状別に適切な開始時期を解説!

小児矯正の適切な開始時期は、子供の症状や歯の状態によっても異なります。
以下に主な症状別の開始時期と治療内容をまとめました。

小児矯正における主な症状別の開始時期と説明を、指定されたフォーマットでまとめました。

叢生(そうせい)

適切な開始時期:6〜7歳頃(混合歯列期)

歯がガタガタに並んでいる状態です。
顎の大きさに対して歯が大きすぎたり、歯が生えるスペースが足りないことが原因で起こります。

治療では、顎を広げる装置を使って歯並びのスペースを確保します。また、永久歯の生える方向を誘導したり、必要に応じて固定式の装置で歯を少しずつ動かして整えていきます。
この時期に治療を始めることで、顎の成長をコントロールしやすく、将来的な不正咬合のリスクを軽減できます。

開咬(かいこう)

適切な開始時期:3〜5歳頃(乳歯列期)

前歯を閉じても上下の歯がかみ合わず、隙間ができてしまう状態です。
舌を前に出す癖や指しゃぶりが原因となることが多いです。

治療では、マウスピース型の装置を使用して舌の位置を改善したり、顎の成長を誘導する装置を用いて、かみ合わせを改善していきます。
早期に介入することで、舌突出癖や指しゃぶりなどの悪習慣を改善し、顎の成長を適切に誘導しやすくなります。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

適切な開始時期:7〜9歳頃(混合歯列期)

いわゆる「出っ歯」の状態で、上の前歯が下の前歯よりも大きく前に出ています。
上顎が過剰に成長したり、下顎の成長が不十分な場合に起こります。

治療では、上顎の前方成長を抑制する装置や、下顎の成長を促進する装置を使用して、上下の歯のバランスを整えていきます。
この時期は上顎の成長をコントロールしやすく、下顎の成長を促進させやすいため、効果的な治療が可能です。

反対咬合(はんたいこうごう)

適切な開始時期:3〜6歳頃(乳歯列期〜混合歯列期初期)

一般的に「受け口」と呼ばれる状態で、下の前歯が上の前歯よりも前に出ています。
下顎が過剰に成長したり、上顎の成長が不十分な場合に起こります。

治療では、上顎を前方に引っ張る装置を使用したり、下顎の前方成長を抑制する装置を用いて、正常な咬み合わせに導きます。
早期に介入することで、骨格的な問題の進行を防ぎ、上顎の成長を促進しやすくなります。

キレイラインKIDSなら幅広い症状に対応

キレイラインKIDSは、基本的には上記の症状すべてに対応可能です。
また推奨年齢も3〜12歳と幅広く、多くの方におすすめできます!

※3~5歳の適応は反対咬合のみ・顎関節症の症状を持つお子様は適応外

キレイラインKIDSがおすすめな理由まとめ

  • 小さなお子さまでも安心して使えるマウスピース
  • 装着は自宅にいる間だけでOK!
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まずは公式サイトをチェックしてみてください!

Ⅰ期治療って何があるの?装置の種類と費用をわかりやすく解説!

Ⅰ期治療の装置って、どんな種類があるの?

Ⅰ期治療に使われる装置は、大きく3つのタイプに分けられます。

  1. 取り外しができる装置
  2. 取り外しができない装置
  3. 口の外に固定する装置

それぞれのタイプについて、具体的な装置をご紹介しますね。

1. 取り外しができる装置

拡大床(エキスパンションプレート)

  • プラスチック製の装置
  • 上顎や下顎の幅を広げる
  • 1日12〜15時間の装着が必要

機能的矯正装置(FKO、バイオネーター)

  • マウスピース型の装置
  • 主に就寝時に使用
  • 筋肉の力を利用して顎のバランスを改善

キレイラインKIDS

  • 日本製のマウスピース型装置
  • 3〜12歳の子ども向け
  • 悪習癖を改善し、永久歯の生え方をサポート

プレオルソ・ムーシールド

  • 柔らかい素材のマウスピース型装置
  • 3〜4歳の反対咬合(受け口)の子ども向け
  • 舌や口周りの筋肉のバランスを整える

2. 取り外しができない装置

急速拡大装置・クワドヘリックス

  • 上顎を拡大する固定式の装置

リンガルアーチ・パラタルアーチ

  • 歯列弓を維持・拡大する固定式装置

マルチブラケット装置

  • 歯に直接装着する固定式装置
  • 前歯の部分的な治療に使用

GMD・ペンデュラム

  • 6歳臼歯を後ろに移動させる装置
  • 抜歯を避けるために使用されることも

リップバンパー

  • 下顎の前歯の位置を調整する装置
  • 唇の圧力を軽減し、前歯のスペースを確保

3. 口の外に固定する装置

ヘッドギア

  • 頭部や首を固定源として使用
  • 主に出っ歯の治療に使用

上顎前方牽引装置(フェイスマスク)

  • 上顎骨の前方への成長を促進
  • 主に受け口(反対咬合)の治療に使用

Ⅰ期治療にかかる費用はどれくらい?

Ⅰ期治療の費用は、一般的に10〜50万円程度です。ただし、症状や使用する装置によって変わってきます。

費用の内訳

1. 初診料・カウンセリング料:無料〜1万円程度

2. 精密検査・診断料:1〜5万円程度

3. 装置代:装置の種類によって異なります

4. 調整料:1回あたり約5,000円

装置別の費用目安

– 床矯正装置:3.3〜5.5万円

– マウスピース型装置:1.65〜2.2万円

– 拡大装置:3.3〜5.5万円

– ペンデュラム:3.85〜5.5万円

– リンガルアーチ:3.3〜5.5万円

支払い方法

多くの歯科医院では、以下のような支払い方法を用意しています。

1. トータルフィー制:治療全体の費用を事前に設定

2. 分割払い:月々の分割で支払う

3. 都度払い:治療の進行に応じて支払う

まとめ:Ⅰ期治療を検討する際のポイント

  • Ⅰ期治療には様々な種類があり、お子さまの症状に合わせて選択します
  • 費用は10〜50万円程度が一般的ですが、症状や装置によって変わります
  • 複数の医院でカウンセリングを受け、見積もりを比較するのがおすすめです
  • 医療費控除を利用すると、実質的な負担を軽減できる可能性があります

Ⅰ期治療を検討している方、まずはキレイラインKIDSのカウンセリングを受けてみませんか?

キレイラインKIDSの提携院では、お子さまに安心して治療を受けていただけるように、親御さんだけでなくお子さまご本人にも丁寧なカウンセリングを行っています。

・すぐに治療を始める必要があるのか
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など、なんでも気軽に相談してみてください!

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